フィルム製品の豆知識
私たちが普段の生活の中で、普通に使っている透明のフィルム性の袋。一般的にはどれもこれもみんな通称は「ビニール袋」です。でも、実際には色んな種類(素材のフィルム)があるのです。ここでは、その一部、一般的に私たちが使ったり、繊維製品や雑貨用として多く採用されている素材について説明します。 商品の種類や素材の特長を比較して、適した種類の袋を選んで下さい。
※初回1回のみ、各フィルムの袋(確認用)サンプル5点セットを無償でお届け致します。
フィルム名
略 称
※1
袋の
製袋
強度透明度
硬さ
※2
価格一言アドバイス
ポリエチレン
PE
強い
低い
柔らかい
1
薄いフィルムは、スーパーの食品コーナーに置いてあり
野菜等を入れるときに使う素材です。
また、海外からの洋服(特にスポーツ関係)には
この素材の袋に入っていることが多いです。
ポリプロピレン
IPP
強い
やや低い
やや硬い
2
主に、クリーニン店で使用されているフィルムです。
(Yシャツ用の袋や、スカートのカバー等)
OPP
弱い
高い
硬い
3
洋服・雑貨関係に一番多く使用されているフィルム。
値段のわりに透明度もあるので商品が綺麗に見えます。
触ると「パリパリした風合い」がこのフィルムです。
共押(多層)
共押
強い
高い
柔らかい
4
専門的な説明ですみません。
PEフィルムをPPフィルムでサンドした(合わせた)
フィルムになります。
ですから両方のフィルムの良いところ(透明度もあって
柔らかい)を持ったフィルムです。
ビニロン
VF
強い
高い
柔らかい
5
繊維製品の包装用では1番グレードの高いフィルム。
他のフィルムに無い一番の特長は、フィルムに「通気
性」が あることです。この特長により、ウール(獣毛)
製品を長期間袋に入れていたとしても、製品が汗(水蒸
気)をかきにくく、結果として製品の傷みや変色などか
ら守ります。
■特長は、敢えて分かり易い比較のための表現方法にしてあります。
※1 袋の強度とは、そのフィルムを使って袋を作った場合の、袋が破れやすいか?裂けやすいか?
を一般的な使用方法での比較としてあります。
※2 価格については、1(安い)⇒ 5(高い)と数字で比較してあります。
それぞれの具体的な価格については、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
表 面 加 工 方 法
加工無
◎ 特殊な紙等を使用の場合、その紙独特の風合いを生かす為、加工を施さない。
プレスコート
◎ 表面に圧力をかけながら、より平滑で光沢に深みもたせるコーティングを施す加工。
箔押し
◎ 金・銀等の箔を貼り付ける印刷。
◎ 一般の印刷よりも風合いがあり、多少立体的に表現でき、また、高級感のある光沢がでる。
PP加工
◎ 印刷面にツヤ有・ツヤ無(マット)のいずれかで透明樹脂を貼る加工、色落ちを防ぐ。
ニス引き
◎ 主に全面印刷をした場合に行う加工。
◎ 表面がツヤ消しのマットな風合いに仕上がる。
◎ 多少の色落ち防止にもなる。
UV加工
◎ 紫外線(UV)硬化樹脂を施し、UVを照射により塗膜を硬化させて、ツヤを出す。
◎ プレスコート加工より皮膜が強固である。
◎ PP、PET、アルミ蒸着紙などの非吸収性の高品質紙にも加工が可能。
■上記加工方法に関しましては、ご使用されます素材(紙・ビニール・布等)により、適正が異なります。
※素材によっては、上記加工ができないものもございます。
また、選ばれた紙の種類によっても加工適正が異なる場合がございます。
詳しくは、一度、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
ネーム製品の豆知識
織物は、その名の通り、縦糸と横糸を絡ませてできています。織ネームも同様にジャガード(紋機)
を操作しながら、柄(模様)を生地と共に織り込んであるのが特長です。
ネームの種類は、織機・織幅・組織・素材により呼び名を変えています。ここでは、簡単にではあり
ますが、それらを紹介します。
詳しくは、一度、弊社営業部までお問い合せ下さい。
| 織機名称 | 織 機 の 種 類 と そ の 特 徴 |
| シャトル織機 | 従来、通常使用されている織機。シャトル(サス)が左右に動いて、横糸を通すようにできている。 できあがったネームは、耳の部分が綺麗に組織できるので違和感を感じない。 |
| ニードル織機 | 横糸のとめ方がミシンのように編みながらとめていく方法になっている。 1往復で1工程なので、他の織機の半分位の太さの糸を使用する。 |
| レピア織機 | 広幅用の織機を利用したもの。 全ポリエステル(縦・横 共)で製品を織ながら、同時にヒートカットしていく機械。 ヒートカットのため、切り口がやや固くなる。 |
| 組織の種類とその特長 | ||
| 織りかた | 特 長 | 特 色 |
| 平織 | 縦糸と横糸が交互に組合わされたもの。 表裏どちらからみても同じ紋様になる。 (生地) |
・比較的に安価 ・比較的厚みが薄いため、カジュアルに多く用いられる。 ・ベースにテトロン糸を使用することが多いため 光沢感がない。 |
| 朱子織 | 縦糸が表面にたくさん出てくる織り方。 5枚朱子・8枚朱子が基本で、裏朱子と いった織り方のものもある。 横糸に色のついたものを使用すると、 表と裏では色が違って見える。 例)白い縦糸に黒い横糸を入れると、 表は薄いグレーに見えるが、裏から見る と濃い黒に見える。 |
・平織に比べてボリュームがでるため、高級感がある。 ・風合いが比較的柔らかい。 (1枚ずつのカットの場合,樹脂加工を施すので固くなる) ・レーヨン糸を使用しているため、テトロン糸に比べて 若干(≒3%)縮む。 |
| 綾織 | 平織の変形。 生地に斜めのラインが出てくるのが特徴。 3枚・4枚・くずし等がある。 組み合わせによっては、杉綾も作ること ができる。 |
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| レピア | ・織巾・形・色数に制限がないため、様々な用途に使用される。 ・単価、型代とも、通常の織と比べて高めである。 ・コンピューターで配色するため、複雑な絵柄も表現できる。 ・ネームの上下がレーザーカットの為、端が固くなる。 |
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| プリント | ・配色のカラーに制限がない。 ・細かい柄が表現できる。※ある程度の限度あり ・ベースの素材が多様である。 ・ロットが多い商品は、割安感がある。 |
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| 素 材 の 種 類 と 特 長 | |||
| 分 類 | 素材名 | 特 色 | |
| 天然繊維 | 植物繊維 | 綿、麻 | ◎ 糸の価格が高い ◎ 染は簡単にできるが、色落ちしやす く縮みやすい |
| 動物繊維 | 羊毛、絹 | ||
| 鉱物繊維 | 石綿 | ||
| 化学繊維 | 再生繊維 | レーヨン、キュプラ(ベンベルグ) | |
| 半合成繊維 | アセテート | ||
| 合成繊維 | ポリエステル、アクリル(カシミロン、ピューロン) | ||
| 無機繊維 | 金属繊維、ガラス繊維、カーボン | ||
| 素 材 名 | 特 長 |
| 綿 | ・ 糸の価格がたかい。 ・ 染は簡単にできるが、色落ちしやすく、縮みやすい。 |
| レーヨン | ・ 原材料は。木材パルプ ・ 吸水性があり、水を吸うと膨れて縮む。濡れている時は、強度が著しく低下する。 他の繊維に比べて、強度は高くない。 ・ 伸度は大きく、摩擦には強くない。 ・ 低温で染まるが、色落ちしやすい。(糸を作る際に染料を入れて作る原液染めの糸もある) ・ 熱には強いが、高温では燃える。 |
| キュプラ (ベンベルグ) |
・ 原料はリンター(綿花の芯)。 ・ 弾力に富み、手触りは柔らかい。 ・ レーヨンよりシワになりにくく、シルキーな光沢と風合いを持つ。 ・ 吸湿性が強く、爽やかな肌触りをもつ。 ・ 織ネームの場合、縦糸に使用し、絹の感じを出している。(横糸にはほとんど使用しない) ・ 水分を含むと縮みやすい。 ・ 高温で燃える。低温で染まり脱色しやすい。 |
| ピューロン | ・ アクリル系の長繊維。 ・ シルキー光沢があり、ソフトなタッチを持ち鮮やかな発色性がある。 ・ 堅牢度は良いが、ポリエステルに比べると、強度はやや落ちる。 ・ 高温で溶ける。 ・ 縦糸・横糸のどちらにでも使える。 |
| ポリエステル | ・ 原料は、石油。 ・ 高温で溶けるので、熱に弱い。 ・ 引っ張り強度は強く、水にも強いので、縮みにくい。 ・ 高温で染色する。通常では堅牢度にはやや難があったが、カチオン基を含んだ原糸もできてい て堅牢度はかなり良くなってきている。 ・ 縦糸、横糸のどちらにでも使える。 |
| 糸の太さとその用途 【糸の太さは、「デニール」で表される。※1D(デニール)=9000m/g 】 | |||
| 220Dの双糸 (2つの糸を撚り合わせたもの) |
・ テトロン(ポリエステル)の平織用の縦糸が主。 ・ 黒と白のツヤ消しを常時使用し、特別に入り用な色に染める事もある。 |
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| 30Dの双糸(ポリエステルのみ) | ・ テトロン朱子のの縦糸用。 ・ 白、黒、別染あり。 |
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| 40Dの双糸 | ・ キュプラ = ベンベルグ朱子の縦糸用 ・ ポリエステル = テトロン朱子の縦糸用 |
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| 50Dの双糸 | ポリエステル50/2 | ・ テトロン朱子、レピア平織の縦糸用 | |
| 50D | ・ ウーリー加工糸、ニードルの横糸用 | ||
| キュプラ50/29 | ・ ベンベルグ朱子の縦糸用 | ||
| 75D(ポリエステル) | ・ レピア朱子の横糸用、ニードルの横糸用。 | ||
| 100D、120D 125D、150D |
レーヨン | ・ 横糸用。 | |
| ポリエステル | ・ 縦糸用。 | ||











